あいつの青春
「みなかっ♪」
「へっ?」
人混みの中を歩いて、
みなかに声をかける。
「ひ―…ヒロくん?!
……に翔汰くんまで?!」
「ヒロくんです!
ふふー♪
いつ見ても可愛いなぁ
みなかは♪」
俺はとりあえず頭を撫でた。
「うにゅっ―…?!////
ひっヒロ…ヒロく―…
何しに…来たの…?」
「ん?みなかの頭撫でに来た♪」
「えぇ?!////
本気で言ってるの?
それだけのために?」
「人の頭撫でるのは俺の生き甲斐だからな!」
俺が自信満々に言うと。
「しょーもな…」
「翔汰、今なんかボソッと言っただろ!」
「特に何も。」