君と恋に落ちて
「いらっしゃいませー」
ショッピングセンターに入ってまず行くところが私の行きつけの服屋さん。
…とは言っても私のバイト先。
本当は高校生のバイトは雇わない店だけど、ある事情で雇ってもらってる。
「こんにちはー」
「あら、加奈ちゃん!今日はバイトちゃうのにどうしたの?」
私に話しかけてきてくれたのはこの服屋さんの店長、加納 美樹(カノウ ミキ)さん。
私のお姉さん的存在で、美樹姉って呼んでる。
「今日はね、ちょっとお散歩~」
「あら、そうなんや。あ、じゃあこの後お茶せぇへん?」