もっともっと夢中にさせて♥



『陽菜っ!?お前っ!』


『勇太。美里に話したいの。』


『あぁ…。』


『何かあったの?』


『美里…。あのね…』

全部話した。

時々、驚いた顔をしていたけど美里は私にこう言ってくれた。

『陽菜。亮太が殴られたのは確かにそのことが原因かもしれない。でも、陽菜が自分を責めちゃだめだよ。こんなことで陽菜を嫌いになるならずっとあんたと親友なんてやってない!亮太だって一緒よ。』


ねぇ、神様?
私、いい恋人といい親友をもらっちゃいました。
こんなこと言ってくれるなんて、私はどう感謝を返せば良いですか?
< 88 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop