君がいれば、

電車で何分だっけ?私は電車も使わずに学校だけど?そんなに離れた場所に住む意味が分からない。



「そんなの,決まってるじゃん。ともとまたお隣さんになれるとおもって」


にこっと,私がいつも使ってるテーブルに頬杖をついて顔を傾けた。


…ほんとに。
はい,意味がわかりません。


「ほんと,爽太ってちゃらいっていうか,調子いいっていうか…」


あきれる。これにつきる。


「んー,まぁしいて言ったら,安かったからかな。(まぁ,ほとんどともとお隣さんになるためなんだけどね)」


「まぁ,東京にしたらここ安いよね」


「そ。俺,親にもう迷惑かけられないと思ってるしさ」


明るく言う爽太だけど,爽太がつらい思いそてたのは知ってる。

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