不器用な恋
アタシは身体中に激痛が走っていた。



そんな身体を無理矢理動かして、学校の階段を上る。


フラフラした足どりで、廊下を歩く。



一瞬、目の前の景色がぼやける。

ふらっ。



壁に寄りかかり、しばらく下を向いていた。



頭もクラクラして、身体中に激痛が走り、フラフラした身体のまま、教室に入ると、クラス全員の視線が向いた。



女子のグループからは、

『わぁー…。痛そう。』
という声が。



男子のグループからは、

『ケンカとか、女子のやることじゃないだろ。フラフラしてるし。大丈夫かよ、アイツ。』

と聞こえてきた。






心配してんのか、けなしてんのか、よくわかんない。



優貴は居なかった。



アタシはそんな気まずい空気の教室にいられるわけもなく、屋上に向かった。
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