不器用な恋
愛斗はアタシが落ち着くまで、ずっと手を握っていた。
『由月先輩、学校、行きますか?』
アタシは小さく頷く。
『今、6時30分なんですけど………』
え?
倒れたのが5時ぐらいだったから………
一時間半!?
『早めに学校行きますか!』
愛斗に支えてもらいながら、アタシは病院をあとにした。
愛斗に持ってもらっている、スクバには発作や貧血、などの薬が大量に入っている。
アタシ達はゆっくりゆっくり学校へ向かった。