特別な恋の授業~先生とあたし~



先生の近くには、ひどく破損した照明。


散らばるガラスの上には血が付いていた。


「先生っ!!!」


先生は目を開けない。


ずっと動かない。


「先生ってばっ!!!」


なんで…、


あたしをかばったの…??


「直人っ!!!!」


あたしの声が体育館に響き渡った。


< 260 / 302 >

この作品をシェア

pagetop