怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
「……くっ!!」
ズン、と重くのし掛かった感じがした
『あれれ~?体が動くなぁ。』
ねっとりとしたイヤな声が胸のポケットからした
―――――レクシアが目覚めた……!!
『……こんな窮屈なところに、この俺を閉じ込めるなあああ!!』
「っ!!」
バチン!!と弾かれるように体が飛んだ
慌てて体制を整える
「ったく、いい加減暴れさせろってなぁ」
ニタニタと笑う顔色の悪い男のような姿をしたレクシア
べったりとした髪の毛が怪しさを増していた
「おやおやぁ。だあれかと思ったらこの気配……お前がキルアか」
「……。」
「どうした?怖気づいたか
まぁ、仕方ないよなぁ、ガキは早くお布団に入って寝てなくちゃぁ」
俺はレクシアの言葉を聞き流し続けた