怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
「っく……っ!!」
あたしは教会の裏にある森に入った
逃げるのに最適なルートとはいえない
辺りからは雑草が生い茂り、森に入ったときについた引っかき傷がひりひりする
普通の人なら避けるこの森に入った理由がわからなかった
ただなんとなくキルアがここにいる気がした
ガサ
「え?」
明らかにあたしではないほかの場所から音がした
誰かいる……
あたしは息を殺して音のしたほうに向かった
そして微かに見えた黒い影
あれは……
「キルア!!」