怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$
そう言って握手をした俺たち
とても暗殺をする能力者とは思えないほど優しい人だ
「ははっ、君は素直だね。
暗殺をするヤツとは思えないか。」
「えっ!?俺、今……っ!!」
「蒼は、イルと同じ能力を持ってる
というよりは、大抵の技を使いこなせる能力者だ。」
藤丸はさっきの嬉しそうな顔をどこかにやって、不機嫌そうに説明した
「そんなすごいものじゃないよ」
「謙遜か。お前らしい」
藤丸の嫌味にも動じることなく楽しそうに笑う蒼
「どう?藤丸の部下は。
何かと無理言われるでしょ」
「あはは……それ言われちゃうと怪盗なんかやってられねーな」
蒼はそれもそうだね。とつぶやくと、藤丸たちのほうに振り返った