怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$

そう言って握手をした俺たち

とても暗殺をする能力者とは思えないほど優しい人だ



「ははっ、君は素直だね。
暗殺をするヤツとは思えないか。」


「えっ!?俺、今……っ!!」

「蒼は、イルと同じ能力を持ってる
というよりは、大抵の技を使いこなせる能力者だ。」



藤丸はさっきの嬉しそうな顔をどこかにやって、不機嫌そうに説明した



「そんなすごいものじゃないよ」

「謙遜か。お前らしい」


藤丸の嫌味にも動じることなく楽しそうに笑う蒼


「どう?藤丸の部下は。
何かと無理言われるでしょ」


「あはは……それ言われちゃうと怪盗なんかやってられねーな」






蒼はそれもそうだね。とつぶやくと、藤丸たちのほうに振り返った



< 371 / 467 >

この作品をシェア

pagetop