神宮姫伝


優聖はナイフを頬にあてたまま
話し出した。


「神姫は終わりだね?」

あぁ、そうゆうことか。
こいつは苦しいのと同時に女である
あたしが総長なのが憎いのか。

あたしのもう1つの名前を呼ぶ
優聖を見てあたしは理解した。

愛していたのに…
信じていたのに…
全て憎しみに変わるのか。


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