ダイヤモンドダスト


関口の体を隅々まで見たが
特に異常なし…



「はぁ~…へへ」



急に笑い出す関口に俺は言葉を失った



やっぱり…どっかネジでも取れたんじゃねーか?




何も言いかけず目を机に落とすと
懐かしいノートが開かれていた




これって…
幸福の木曜のノートじゃん!



俺はノートを手に取り最近の名前を確認した




【三船】





【関口】



関口?




セ、セキグチ?!
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