同名彼氏
「光はここで待ってろ」

「は?何で?」

「お前が行ったってクラス表見れねぇよ」

「見れるし!」

「ちっちゃいから無理無理」

そう言いながら流星は人だかりの中に消えていった

「何よ。流星がでかすぎるのに!」

1人で流星の愚痴を言っていたら

「君何年?」

いきなり後ろから声をかけられて振り向くと

チャラそうな2人組が居た。

「え・・・・えっと1年です・・・。」

「え!?まじ?」

「超かわいいんだけど」

2人はぶつぶつ何か言ってた。

「君名前は?俺は息吹伶」

「俺は風見亮介」

「さ・・桜井 光です。」

「光って名前可愛いね」

「そ・・そうですか?」

私は苦笑いしながら流星が早く戻って来てくれるのを待っていた。

< 4 / 25 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop