妄想現実恋愛

どうしているんだ?

「で、お前さ。もしかしてだけど…」
そう!もしかしてだ!もしかしたら…
「えっ、分からないの?」 分からないの?ってことは、、、
「ねぇってば!聞いてる?」
「俺、撮影だから。あとで話すから」
撮影が終わったらいなくなってるだろうし
「ん~?分かった!待ってる♪」
「あぁ」
よし!!30分もたてばいなくなってるに決まってる!これでいいんだ。
~~30分後~~
「はぁ~疲れた」
もうヤバい。神経つかいまくったから甘いもん食いたい。
「真司くん、疲れたの?」 「あぁ、ってやべー声にだしちまった。妄想なのに」「妄想じゃないよ!真司くん」
ん?俺、今妄想してねぇんだけど?
「もう!し・ん・じ・く・ん!!!」
「わぁ!!びっくりした」
「ヒドいよ忘れてたの?」 「ゴメン。忘れてた」
「もう!ヒドいよ(T_T)」
「それより、、、お前さ…もしかして…麗華?」
「あっ!分かった?真司くんの妄想から出てきちゃった」
なんでそんなことが…? 「信じらんないって顔してる!」
「そんなの当たり前だろ!」「なんで?」
なんでって…
そんなの有り得ないだろ?現実なら、、、
「あの、、次の撮影行きますよ」
「あっ!はい」
「ねぇ、私は?」
「あぁ~もう行くぞ」
ギュッ
「えっ!!いいの?」
「ここには残れねぇし」
はぁ~。面倒くせぇな。
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