シンデレラと魔法使い
私の視界はすでに歪んでいる。


認めたくはない気持ちとそのとおりだと思う気持ちがぶつかり合い私はなんとも
いえない感じだった。


そんな私にレオは冷たく言い放った。


「楽したけりゃ楽したらいい。逃げたければ逃げたければいい。でもそれを他人のせいなんかにするな!全部、自分がつらくないようにしてるだけだろうそれをぐちぐちぐちぐちと…そんな奴俺は大嫌いだ!」


レオがはき捨てるように言った。


私も我慢の限界だった。


「…なんで…なんで、レオにそこまで言われなきゃいけないの!?たかが、二回あっただけの魔法使いが知ったかぶりして決め付けないで!!…レオなんか…大嫌い…」


嗚咽交じりの言葉にレオは一瞬傷ついたような顔をした。


「…さようなら。もうこないで!!」


ちょうど部屋のベランダについたところだった。


私は、レオがひきとめるのも構わず、部屋に飛び込んだ。

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