見えないモノと、指の銃。
振り返ると、
あんなにも居た人々は、
誰も居なくて、ただ静寂だけが広がっていた。
しばらくそのままで
ボーっと突っ立っていると、
足音が聞こえてきた。
「先輩、何やってるんですか?」
俺の姿を見た瞬間、
入ってきた三枝は嫌そうな顔をした。
そして指を向け、
教室でしたように俺を撃った。
「目的は達成しましたけど、
折角撃ったのに、
何また復活させてるんですか」
早すぎでしょー。と、
よく解らない事を言う。