擬似彼氏屋、営業中
「頭脳明晰で眉目秀麗。運動もできるしおまけに性格がドSなんていったら女子が放っておかないって!」
「翼、いい加減殴るぞ」
「おー恐っ!」
顔や頭脳や才能なんて偶然生まれた時に持っていただけだ。
性格だって好きでこうなったんじゃない。
「くそっ………」
まただ、苛々する。
あの鈍感女との契約が終了してから俺は苛々することが増えた。
しかも何故アイツに対してあんなに苛ついてるかも分からないから更にムカつく。
ずっとその繰り返し。
むしゃくしゃして
むしゃくしゃして
「何なんだよ、俺は…!」