小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
夢子を又苦しめたのか、夢子が好き過ぎて、理性を失いそうになる。





夢子を自分の者にしたい。




誰かに取られるだなんて、俺は我慢出来ない。





「司、腕をどけて、ご飯炊き直さないといけない。」




夢子はどうしてそんなに、冷静でいられるんだ。





目に涙を浮かべ、米の話するなんて、なぁ、俺をからかってるのか。





天然にもほどがある。





俺の気持ちはどうなる。





「司、私も苦しいの、でもみんなには仲良く暮らしてもらいたい。お母さんもそれを望んでると思う。」





違う、愛子ママは夢子を頼むと俺に言った。





夢子を幸せに出来るのは、司だから、司、夢子を幸せにしてあげて。





愛子ママは、俺の手を握り亡くなる前にそう言った。




この事は誰も知らない。










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