小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
司を愛してるなんて言ったら、恐ろしいことになる。




だから私は嘘をつく。





司の為なら何でも出来るんだから。





「あんたたちいい加減にして!司と私は何でもない。疑われるの迷惑。」





司が驚いた顔で私を見た。




司、ごめん。





でもみんなに、知られたら困るのは司。





いつかきっと分かって貰える日が来ると信じたい。





だから司、それまで耐えよう。





二人なら大丈夫。





私は司に微笑んだ。





司も笑ってくれた。





司、私たちはこんな事に負けない。





司を愛してる。





世界で一番好き。





ごめんね、みんな。








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