小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
最初は私から。



「橘夢子20才。一応作家で、大学は作家活動が忙しいから休学してる。今までもずっと一人で生活して来たから、かなり戸惑ってます。」


本当はかなり不安だ。


一人暮らしから、突然6人で暮らすだなんて。


「居間の隣に10畳と12畳の部屋があるから、5人で適当に部屋割りを決めて下さい。」


そんな顔されてもね。


「私の仕事部屋には絶対に入らない事。私は家事いっさい出来ないから、あなたたち兄弟で力を合わせてお願いします。」


5人が驚いた顔で私を見た。


間違った事を言ったかな。


「俺らは兄弟じゃないんだ。みんな名字が違うし、親が違うんだよ。みんな親に捨てられた子供なんだ。」


ごめんなさい。


仲がいいから兄弟だと思った。



顔もなんとなく似てるんだけど。










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