小説家橘夢子と5人のイタズラ王子
レモン水は本当に美味かった。サンドイッチも美味しく頂いた。





だからなのか、眠くもならず、始めて締切前に原稿を書き上げた。





やれば出来るじゃん私。





これからは、私があの子たちの生活を支えなくてはいけない。





誰かの為に頑張るって、なんか良い。





私の中に眠っていた、色んな感情が目を覚ました感じ。





出来上がった原稿を見て、田中君が驚いている。





「夢子さん、やれば出来るじゃないですか?編集長も喜びますよ。」





田中君にはいつも迷惑かけてるもの。





田中いつもありがとう。





田中君がいたらから、私はここまでやって来れた。





それと、あの子たちのお陰かな。





久しぶりに清々しい気持ちになった。











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