私の14日間
別れ

 結局考え込んでしまい、あまりぼんやり出来なかった。

 携帯を見ると時刻は8時。そろそろ学校に行こうと考え、荷物を持ち、神社を出た。

 石段を下りると、学生やスーツを着たサラリーマンが数人行き来していた。

 いつもと変わらない、普段通りの朝だった。

「おっはよー。」

 後ろから声をかけられた。
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