サイレント
「ふぅ~。契約終了じゃ。…どうしたんじゃ?」


少し顔が青いおれを、爺さんが心配する。



『契約終了なんかじゃない。おれは進化の精霊・・・奴に力を貰えなかった。』


「だが、装備を一式着てるじゃないか?」



『んな事知るか!装備だけくれたんだよ。…つまり、おれは。…俺はただの中学2年生なんだよ!』



「なぜ奴は、お前に力を授けてくれなかったんじゃ?」



『奴に、“お前の成したい事は?”って聞かれて、うまく答えられなかった。だから、心を磨けって。期が熟したら力をくれるって言ってた。』


少し爺さんが悩んで言った。





「…なら大丈夫じゃ。旅を続け、心を磨こう。そうして、いつか力を手に入れる。」








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