☆恋愛革命☆ずっと一緒に居たいヒト
『俺、黒野さんみてて思ってたんだ』

ゆっくり、言葉を選ぶように話してるのが、分かる。

『次、もし好きになる人が居たら、マメになろうって』

「なに、ソレ(笑)」

『前までは、メールなんてしないし、休みだって合わせない。超気まぐれだったのぉ!』

「そうなんだ!?想像できないな」

『で、マメ男の黒野さんをお手本にしたんだけど…』

言葉が途切れた。

『全〜然ダメ』

あ、笑ってる。

いつものトーンに戻ってきた♪

『でも、チィちゃんと連絡取れるようになったらさ』

「うん?」

『自然と連絡取ってた』

鼻をすする音がした。

照れると、やるクセ。

本人は気付いてないみたいだから、内緒☆

『なんか、気になってしかたなかったんだ』

ドキドキドキドキ・・・・

鳴り続ける音につられて、顔がドンドン熱くなる。
< 46 / 49 >

この作品をシェア

pagetop