先生観察日記

車はまた走り出していた。


もうすぐ、目的地のコンビニ。



キスの後の先生の言葉を思い出して、また赤面。



「まだまだ足りない。


……菫自身が足りない。


やっと、こうして触れられるようになったのに、また手が届かなくなる。


もっと触れたい。

もっとキスしたい。

もっと仲良くしたい。


……『男』の俺はどうしようもなくわがままなんだ」



わがままなのは、先生だけじゃないよ。



私もまだ足りない。



知れば知るほど、先生が自分にとって必要不可欠な存在になるの。



たったの3日で、こんなにわがままで欲張りな私になっちゃったよ……。
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