無音







「ふぅ。」



目の前の机にかばんを置いた。


どさっと重そうな音を立ててかばんは机へ着地した。



そして、またどさっと言う音が響く。



....いや、決してかばんが二つある訳ではない。


二回目のどさっは私が軽やかにベットへダイブした音だ。


軽やかに、だ。




「いや、軽やかにだったら音なんかしないだろ。」



まぁ、その通りである。


....って



「....おやおやっ!?」



私は反射的に振りかえった。




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