王子様たちのお姫様!?
〜晴夜華ver.〜



ピピピッ



「ん??朝かぁ。」



目覚ましが鳴った。



「んーーー!!眠い…。」



朝は、すっごい苦手。



「晴夜華ー!!朝ごはんできたよー!!」



下からお母さんの叫び声が聞こえた。



そんな大声で叫ばなくても聞こえるってば。



「今、行くよー!!」



顔を洗って制服に着替えて下に行った。



「今日から部活始まるんでしょ??」



先に起きてた隆が聞いてきた。



「そうそう。なんで??」



トーストをかじりながら聞くと



「いや、学校帰りに見に行こかなって。」



隆は、中学は有名な進学校に入学した。



南野高から近い。



「隆は、部活なにに入ったの??」



「陸部。」



ご飯を食べながら平然と言った。



「え??今、なんておっしゃいました??」




「だから、陸部だって。まだ今日は、部活ないけど。」



え、うそだ??



「この間まで陸部全く興味ないって言ってたのに!?」


隆は、ずっと陸部に入りなって言っても「興味ない」って言ってた。



それなのに急に??



うわぁ



嬉しい!!
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