金髪王子2


「ん……」


大輔くんに名前を呼ばれて、キスするこの瞬間、すごくドキドキするけど、すごく幸せ。


もう何度もしてるけど、回数なんて関係ない。


毎回ドキドキして、毎回幸せな気持ちになる。


大輔くん、大好き……。




唇を離した大輔くんが、目の前で、また私の名前を呼ぶ。


「栞……」


大輔くん……。


胸がいっぱいで、私は、心の中で彼の名前を呼ぶだけで精一杯。

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