金髪王子2




そして、予備校に通いはじめて、1ヶ月半。


例年より梅雨が早く明け、ギラギラ太陽の照りつける、暑い夏がやってきた。




大輔くんとは、毎日、学校では顔を合わせてる。


でも、以前のように、大輔くんがスキンシップしてくることは、なくなった。


それはもちろん、私が、距離を置きたいって言ったせいなんだろう。


そう、頭ではわかっているけれど、ちょっと寂しい。



……矛盾してるよね、私。



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