金髪王子2

そんな大輔くんの足を引っぱっちゃいけない。


笑って、送り出してあげなくちゃ。


それで、私たちが別れることになっても、それはしかたのないこと。


そうなるなら、きっと、それが私たちの運命……。





私は、私のやるべきことをやろう。


今は、受験勉強。


それ以外のことに、かまけている余裕はないもの。


大輔くん、留学、がんばってね。


直接にはなにも言えないけど、心の中で、応援してるね……。




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