部活探偵のツンデレ事件簿-タイム・トリッパー殺人事件-



「超能力よ!」


グラウンドでは野球部の連中が休み返上で練習中。文芸部の部室付近をランニングして行ったらしく、皆の掛け声がゆっくりと近づき、ゆっくりと遠ざかって行った。



「――は?」



琢磨は亜矢子の言葉が一瞬理解出来なかったので、思わず、ぶっきらぼうにそう聞き返したのだ。
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