初恋~小さな男の子~

俺の気持ち

俺は風香を見送った後、
1人暮らしのアパートに帰った。

「・・・ただいま。」

と言うと、返事がないのもあたりまえ。

俺は自分の部屋に行って、
コンビニ弁当を食い終わる。
そして勉強机に立ち向かう。

「・・・どうしよう・・・。」

実は今日・・・

「すっごくおもしろそうな曲!!」

はしゃいでる風香を温かい目で見ていると

「・・・那音。」

龍斗が話しかけてきた。

「何?」

「だすげでぐれよぉ~!」

泣きじゃくって
せっかく整ってる顔が
最悪なことになっている。

「泣くなよ・・・。」

「これが泣かずにいれるか!!」

プツッ

俺の何かが切れた。
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