初恋~小さな男の子~
「なんで逆ギレなんだよ!?」

「しるか!!」

だから何で逆ギレなんだよ!!
たまに龍斗の性格がわからなくなってくる。

「じゃぁ、早く用件を言え!!」

「ボーカルの歌詞がでぎでねぇんだよ~!!」

「で、どーせろと?」

まさか・・・・

「歌詞作って☆」

ドゴォォォォッッッ

「な、何すんすか・・・那音くん・・・。」

俺は思いっきり龍斗をぶん殴った。

「それが人に物を頼む態度か?あぁ?」

「すみません・・・お願いします・・・」

ったくコイツは・・・・

「で、なんで俺に頼んだんだ?
 他にもいるだろ?」

「だって・・・那音、国語の成績“5”だったから・・・」

「関係ねぇだろ!!」


・・・こうして俺と龍斗のやり取りは続き
結局、俺が書くことになった。
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