これでいいのかな。

「ここまで追い詰められたら
　もうお手上げ。」

なんのことか分からなかったけど、
メールにはまだ続きがあって
スクロールしていくと
まだ文章があった。

「岩村の事が好き」

まさかとは想った。

直樹とは小学校３年生からの
付き合いで、よく遊んでいた。

けれど直樹に対して
恋愛感情はなく
本当に大事な親友の
一人だと想っていた。

しかも私の後輩の好きな人。

どうしたらいいか分からなかった。

でもこの時、私の気持ちは
森くんにあったから
直樹の告白は断った。