甘く、優しく、ときには苦く

「わたし、あなたが好きです!!」


いきなりの告白に少し驚きたじろぐ。


「あ・・・うれしい、です。」

「わたしも、さっきうれしかったです。

藤岡先生、まだ怖いですか?
わたしと恋人になろうとは思いませんか?」

なりたい。
けど、やっぱり怖い。
自信がない。


「・・・わかりません。

君を恋人にしたいです。それは、はっきり言い切れます。
でも、自信がありません。
誰かに君を盗られそうになったときに、踏ん張りきれるかどうかも。」

「それは大丈夫です!
わたしが、ちゃんとしがみついてますから。」

その言葉に少し頬がカッとする。


「先生が心配なら、その分わたしが頑張ります。
何か言われたら、わたしが言い返します。

さっき、先生に『恋人になりたいか』聞きましたが
あれは強がりです。
わたしが、先生の恋人になりたいんです。」




< 86 / 92 >

この作品をシェア

pagetop