100回目の告白



これは…水着?
黒のビキニ?っていうのかな。
首にヒモを結ぶようになっていて、ヒモはきれいな金色のリングにつながっている。


あたしは着替えて上着をはおると、ドアをあけた。

カチャ。


「俊輔えー…?」


「凜!いくよ!」



あたしはむりやり俊輔に引っ張られながら外へ出た。



「………!」



目の前に真っ青な海。
人も少なく、パラソルもたててあった。



「プライベートビーチだよ♪これならひと少ないし、存分に遊ぶぞ!ほら、浮き輪!オレいっちばーん!」


あたしに浮き輪をかぶせて、パラソルの下で上着を脱ぐと、俊輔は走って海に飛び込んでいった。


あたしもさっそく上着を脱いで海に飛び込む。





< 60 / 196 >

この作品をシェア

pagetop