100回目の告白
これは…水着?
黒のビキニ?っていうのかな。
首にヒモを結ぶようになっていて、ヒモはきれいな金色のリングにつながっている。
あたしは着替えて上着をはおると、ドアをあけた。
カチャ。
「俊輔えー…?」
「凜!いくよ!」
あたしはむりやり俊輔に引っ張られながら外へ出た。
「………!」
目の前に真っ青な海。
人も少なく、パラソルもたててあった。
「プライベートビーチだよ♪これならひと少ないし、存分に遊ぶぞ!ほら、浮き輪!オレいっちばーん!」
あたしに浮き輪をかぶせて、パラソルの下で上着を脱ぐと、俊輔は走って海に飛び込んでいった。
あたしもさっそく上着を脱いで海に飛び込む。