僕らの約束

助け



☆奏多side☆

トイレに行ったあっこが戻ってこない。

もうチャイムがなるのに…。

そう思っていると…。

「吉田くん…。あの…。」

斉藤さんだ。

コソコソ声で話しかけてきた。

「どうしたの?」

「さっきね、見ちゃったんだけど…。」

「なにを?」

「姫宮さんが…隣のクラスの蔔濱くんにつれていかれるのを…。」










< 133 / 208 >

この作品をシェア

pagetop