昼の海
そう、クウガ君は一生懸命キバのフィギュアをしゃぶっていた。


私はそれをそばで見守っていたから分かる。


私はその時の真剣なクウガ君の顔(錆びてる)を忘れない。


彼がこの部活に入ったのも、キバのオープニングを吹きたかったから。


最初クウガ君はユーフォ希望だったけど


人数が多すぎてボーンに変更された。


その時すでに右頬から何か出ていたのを覚えてる。


だから私はクウガ君を馬鹿にしたそいつらにこう言った。
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