夢色そよ風
目が覚めると、もう次の朝だった。
あれは、全部夢だったのか、それとも現実なのかそんなのどうでもよかった。

誰もいない空に向かって話しかけた。
「私ね、生きる理由、見つかったよ。だからね、もうちょっとこっちで頑張ってみる。だからさ、見守っててよ。」

空が微かに微笑んで見えたんだ。

──────『ありがとう。』
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