月夜の天使
美術館の出口に行くと、受付の女性が声をかけてきた。
「お二人にミズキ様の代理人の方がお会いしたいと申しております」
「ミズキの代理人!?」
トオヤとカナンは戸惑いながらも、その部屋に案内される。
部屋を開けると・・・ミズキがいた・・・。
いや、ミズキに瓜二つのその人。
「あの時見かけた人!?」
カナンはカオリの事故の時に夢中で追った後ろ姿を思い出す。
天使のような笑顔、サラサラに流れる髪、透き通った肌、全てがミズキそのものだ。
ただ、その瞳の奥に、時折、妖しい影を落とすこと以外は・・・。
「ミズキ・・・じゃ、ないな。お前は誰だ?」
トオヤが警戒心を露にする。
「始めまして、というべきかな?君たちにとってはね。でも俺はずっと君たちを見てきたよ」
そう言いながら、ミズキに瓜二つのその人は立ち上がる。
「俺は、シオン=カーク=アレス。カインの一族だよ。そして、ミズキの双子の弟だ」
ミズキの双子の弟!?
それじゃ、・・・それじゃ、ミズキは・・・。
「ミズキ・・・本名はカイン=リューク=アレス。カインの一族の長だ」
ミズキがカイン!!!
「始めまして。カナン=ユーナ=アルテミス。そして、守護天使(ガード)の、トーヤ=リュウ=ナイトくん・・・」
シオンの瞳の妖しくも美しい影の輪郭がはっきりと浮き出し、光となってカナンの心を貫いた・・・。
「お二人にミズキ様の代理人の方がお会いしたいと申しております」
「ミズキの代理人!?」
トオヤとカナンは戸惑いながらも、その部屋に案内される。
部屋を開けると・・・ミズキがいた・・・。
いや、ミズキに瓜二つのその人。
「あの時見かけた人!?」
カナンはカオリの事故の時に夢中で追った後ろ姿を思い出す。
天使のような笑顔、サラサラに流れる髪、透き通った肌、全てがミズキそのものだ。
ただ、その瞳の奥に、時折、妖しい影を落とすこと以外は・・・。
「ミズキ・・・じゃ、ないな。お前は誰だ?」
トオヤが警戒心を露にする。
「始めまして、というべきかな?君たちにとってはね。でも俺はずっと君たちを見てきたよ」
そう言いながら、ミズキに瓜二つのその人は立ち上がる。
「俺は、シオン=カーク=アレス。カインの一族だよ。そして、ミズキの双子の弟だ」
ミズキの双子の弟!?
それじゃ、・・・それじゃ、ミズキは・・・。
「ミズキ・・・本名はカイン=リューク=アレス。カインの一族の長だ」
ミズキがカイン!!!
「始めまして。カナン=ユーナ=アルテミス。そして、守護天使(ガード)の、トーヤ=リュウ=ナイトくん・・・」
シオンの瞳の妖しくも美しい影の輪郭がはっきりと浮き出し、光となってカナンの心を貫いた・・・。