俺達にはオーナーがいる

「朝からうるさい。」

冴に見られた事のテンションが明らかに下がる立。

「本当だな。」

「なんで？？かえってたの？！」

唯も一緒に下がる。そんな唯を気にもせず、抱きつかんばかりに唯に質問する。それに呆れた様に返答する唯。

「帰って来ちゃダメ？」

「朝の挨拶は＂おはよう＂だろ？」

と冴の頭を後ろから鷲掴みする連。

「おはよう。冴…連。」

「…おはよう…ございます。」

ちょっと恥ずかしそうにうつむいて落ち込む冴を横目で見ながら連は唯に言った。

「唯さん徹夜でしょ？」

朝食の用意がテーブルに並んでいた。