俺達にはオーナーがいる
連が部屋に戻ると、携帯が光っていた。
手に取ると"メール"が届いていた。唯からのメールだった。

『今日、彩の所に行く。』

「了解!」

そうメールに返信すると、
ボスッと音を立ててベッドに座った。

彩とは別宅で、ここと同じ様な生活スタイル(?)を送っている場所。基本は代官山の『ココ』で過ごしているが、月に1・2回は彩のいる『横浜』のマンションに行っている。

ー生活の全ては
唯のために廻っているー

…俺が向こうの生活だったら、絶対耐えられないなぁ…
そう連は思った。




< 6 / 158 >

この作品をシェア

pagetop