ONE MORE TIME



彼奴はとても無愛想で
見ているだけでも腹が経った。
一重でふてくされた唇。
笑顔という言葉なんて
知らないのかという感じで、
僕睨みつけてきていた。


「何?彼奴。まじキモイし~」

なんて言葉を友達の浅野 陸 と
投げつける。
ただの防衛本能にすぎないのに…。
< 6 / 12 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop