大好きなキミへ
迷ったまいる
あたしは、その日からほとんど由良と行動した。

でも、前みたいにベッタベタってわけじゃない。

話したいことがあれば話す。

1人でいたいときは一人になる。

そんな、自由な関係だ。

「木下、今日ヒマ?」

毎日の日課みたいに、三浦くんが聞いた。

「ヒマじゃない・・・・。」

「木下に会わせたいやつがいるんだって。」

会わせたい人?

誰だろう。

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