メガネ君のヒミツ。
ダマされたって分かった途端、恥ずかしくなった。
真っ赤になった顔を隠すように、下を向く。
今、あたしは何を期待してたの…?
「あははっ」
ついには、声を出して笑われてしまった。
すごく自分が惨めに思えて、悔しくて、視界が霞む。
ここで泣いたら、もっと笑われるに決まってる。
そう思って我慢したけど、涙は零れた。
「!!」
そんなあたしに、涼も気付いたらしく。
笑うのをやめて、じっとあたしを見てる。
あたしはその視線から逃れるように、床に視線を落とす。
無意識のうちに、唇をかみしめていた。