レジェンドは夢のあとに【8/18完結】
――運命ですか。
――そう。運命というものは、確かに存在するんですよ。
ただ、本人たちがそれに気付かないだけで。
そしてね、
いつか歯車が噛み合う時っていうのも
確かに存在するんですよ。
――その噛み合うときを探すのが、林田さんの役割なんですね。
――そうだね。俺と、もう一人、今回のプロデューサーがやりとげたことかな。
いろんな才能の歯車が噛み合うと、夢が単なる夢でなくなる。
…終わらない伝説が、生まれるんです。
彼はそう言って、ハードボイルドな笑みを浮かべた。
【END 】
――We cannot know our destiny.
(僕らはしばしば、運命に気付かない)