勇者がいた33日間(お休み)




「あ゛ーもう我慢できねぇ!」

「ぐちぐちうるさい。」




一之瀬君の我慢の限界がきたところで、ちょうど谷川君がトレーの上に皿をたくさん乗せて現れた。

谷川君は順に、テーブルの上に皿を置いていく。


“ゴクン”


みんなからよだれを飲み込む音がした。


皿の上には綺麗にデコレーションされたチョコケーキが、今か今かと僕を待っている。

見た目の美しさは、街にあるお洒落なケーキ屋さんにひけをとらなかった。



「食わねぇの?」

「「「…いただきまーす!」」」



谷川君は、なかなかチョコケーキに手をつけないみんなに、冷たく言った。

みんな、谷川君の許しを待っていたようで。

谷川君が言った瞬間、フォークを使わずに勢いよく食べ始めた。




「「「……んっめぇー!!」」」



口にチョコケーキを入れた瞬間、みんな口を揃えて言った。

ただ1人を除いては…。




< 210 / 210 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:6

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

不思議なこの世界(仮)

総文字数/12,101

ファンタジー22ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
ある日私たちは 不思議な本の中に吸い込まれた…… その本の主人公は 一人のお姫様と、一人の男の子 二人は果たして幸せになれるのか ーーーさあ物語を完成させよう もちろん最後はハッピーエンドに \二人の運命は彼女たちの手に委ねられた/
ようこそ、ライトオブホープへ

総文字数/1

青春・友情1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
私の居場所なんてあるの? \答えはこの中/

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop