勇者がいた33日間(お休み)



「君のおかげで
榊君に書いて貰えたよ!」



イケメン君はこちらへと近づいてくる。



『えーっと、君の名前は確か…』

『原田輝。
輝って呼んでね♪』

『輝…もしよかったら……』



 むふふふふ…♪


妄想し出したら、顔のにやけが止まらない。

イケメン君はまた一歩、また一歩と近づいてくる。



「ありがとね!!」

「とっとんでも……えっ?」

「私、榊君からかうの
楽しかったので構いません。」




イケメン君は矢野ちゃんの手を両手で握って、ブンブンと振った。


 えっ…そっち…?


あたしはてっきり、あたしに……

自分で言うのが恥ずかしいので、これ以上何も言いません。

あたしは間抜けな顔をしていた。



「…ププッ」



あたしは、あたしの事を笑ったダサ眼鏡をおもいっきり睨んでやった。

ダサ眼鏡は目を反らし、縮こまった。


 おーっと。
 ここでダサ眼鏡に
 悪い印象を与えては
 いけない、いけない


あたしはダサ眼鏡にニコッと微笑んでやった。





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