勇者がいた33日間(お休み)




「えっと、君の名前は?」



あたしは作戦を実行するべく、ダサ眼鏡に話しかけた。

ダサ眼鏡はキョロキョロと辺りを見回す。

自分に話しかけていると思っていないようで…。


 お前だよ!お前!


あたしはこのイライラを顔に出さないようにした。



「僕ですか?」



 そっ!お前だよ


ダサ眼鏡は自信なさげに、自分のことを指差した。



「黒田飛鳥です…。」



 顔に似合わず
 結構かっこいい名前じゃん


あたしはまたニコッと笑いかけてあげた。

そしたらなぜかダサ眼鏡は、おどおどし始めた。



「生徒会なんだよね?」

「そうですけど…。」

「2人だけで生徒会?」

「そうですけど…。」





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