夏草の香りが漂う丘〜風が運んだ過去(トキ)〜[ナツコイ企画]
「チェッ。」

矢口は面白くないって感じで、斜面に寝そべった。

そして、中林が笑い終わるのを待って、

「さっき…、いきなり言った『ごめんね』って…、何?」

と、尋ねた。

「あっ…うん…。それはね…………………。」

中林は、夏の青い空を見上げた。
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